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横浜市根岸のデンタルライフクリニック院長は炭坑跡の見学に行きました

2012年05月04日

試験を終え、リフレッシュを兼ねて、以前から興味を持っていた炭坑跡を見に行きました。

「月が出た出た」の炭坑節で有名な三池炭鉱の中の「万田抗跡」を見に行きました。想像した以上に管理、保存状態が良く、当時の技術力の高さに感激しました。一方、過酷な労働状況の中で頑張っていた炭坑夫の悲哀が手に取るように分かりました。
石炭は、明治維新後に富国強兵を掲げる日本に多大な貢献を致しました。かなり掘り進めたため、採掘場所は地底深く(数百メートル)になり、抗口から採取場所まで1時間近くかかるところもあるそうです。

その後、日本の産業を支えた石炭でしたが、採掘のコストがかさむことから、中国やオーストラリアから輸入される安い石炭に競争力を奪われてしまい、平成に入ってからは閉山を余儀なくされました。
しかし驚いたことに、三池炭鉱は推定全埋蔵量の3分の2はまだ残っているそうです。明治から100年近く採掘しても3分の1程度しか採掘していなかったということです。将来エネルギー革新が起きた時には、石炭がまた脚光を浴びるかもしれません。