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レジンの環境ホルモンについて

2012年09月14日

歯の詰め物として頻繁に用いられている、「レジン」 は 環境ホルモンの「ビスフェノールA 」が使用されており、唾液中に溶けだす事が分かっています。これは体内に様々な悪影響を及ぼすことが知られています。これをもう少し踏み込んで考えてみましょう。

「環境ホルモン」とは体の成長、生殖や行動に関するホルモンの働きを妨害する性質を持っている化学物質のことで、正確には「内分泌撹乱化学物質」と呼ばれています。
体内でホルモンに似た作用をしてしまい、精子の減少や弱体化、オスの雌化、またその反対が起きたりと生活環境を不自然に変化させてしまいます。我々は少なからずこれらの有害な化学物質の影響を受けております。

レジンの環境ホルモンについては10年以上前から問題となりましたが、メーカーは微量なため人体に影響はないという説明をしていますが、詳細の成分は公表していません。
ビスフェノールA以外もまざまな添加物があり、レジンの適否を慎重に考えていかなければいけません。

最近では、「メルカプタン」が有害化学物質として着目されています。レジンには少なからず未重合モノマーが存在し、そこにメルカプタンが生じます。

可能な限り体に取り込まないほうが、よりナチュラルで体にとって優しいと言えそうです。