日常生活に影響をもたらす咬み合わせ

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日常生活に影響をもたらす咬み合わせ

今日、午後のワイドショーで咬み合わせの特集を放送していました。

3人の被検者を使って通常の咬み合わせと、綿を咬ませ、わざと通常の咬み合わせとは違った状態(咬めない状態)にして握力と背筋の筋力を測定しました。驚くなかれ、わざと咬み合わせて変えた方が、平均して握力で約5Kg,背筋で約8Kgの筋力低下が認められました。

さらに驚いたことには、歯が少なくなると全身の筋力の低下が起きることです。上下の歯の接触により脳内の連合運動野が刺激されそこから筋肉の収縮、伸展の指令が出されますが、その接触が少なくなるとその指令が弱くなり、筋力が低下することになります。
すなわち、家事を行っている人や荷物を持ち運びを職業にしている人にとって、物を軽く持てるか、苦労してやっと持つのかの違いが生じます。力がないのに無理して出すと筋肉が捻じれ歪みます。その時だけならそれほど支障がありませんが、長期的にみるとかなり生活に支障をきたす可能性があります。

歯周病や虫歯で歯を喪失したままの方は是非治療を受けていただける事をお勧めします。放置すると思わぬ全身疾患に見舞われることにもなりかねません。

< 2012/09/27 >

ガン治療における口腔ケアの重要性

過日、ある教養番組でガン治療についてのお話がありました。

その中で、ガン手術後に何らかの理由により、寝たきりになる確率は、口腔ケアを行った場合が10%程度であるのに対し行わない場合は40%程度もあるのにびっくりしました。
驚いたのには、二つの理由があります。一つはその寝たきりになる確率の高さ、もう一つは口腔ケアにより四分の一にも下げられることです。ケアもせずに不潔な状態でいれば細菌も増殖して誤嚥性肺炎を含め色々な感染症になることは想像に容易い事です。
最近の研究データでは、生活習慣病の予防に口腔ケアが大切であるとの結果も出ています。
気になる方は、早めに歯医者に行かれてはいかがでしょうか。

< 2012/09/25 >

船井オープンセミナーin横浜

船井オープンセミナーが9月22,23日の連休に横浜パシフィコで開催されました。

医学、政治、経済と幅広く論客を揃え、非常に有意義なセミナーでした。ホットな話題としては領土問題、また南海トラフ沖地震などの情報です。今まで、我々日本人はやや平和ボケしていたのでこれからは実を引き締めて、人々が豊かに平和に暮らせる日本そして世界を作る努力をする必要があるという提案です。
1980年代の「バブルをもう一度」目指すのは無理、日々の暮らしに喜びと感謝をする大切さをしっかりと見つめ直すときなのかもしれません。

< 2012/09/22 >

楽しいお買い物

先日、御殿場のプレミアムアウトレットに行ってきました。
料理が好きな友人にティファールの片手鍋と、自分用に穴あきのお玉を購入。
アディダスショップでトレーニング用のパンツを買いました。
昔から私はスポーツショップが好きで、毎回アウトレット行く度にTシャツ等のウエアやシューズを物色するのですぐ時間が過ぎてしまいます。
もうすぐスノーボードが出来る季節にもなるので、次来たときにボードやシューズが安くなっていたら購入したいです。 by U

< 2012/09/18 >

青森県の「青池」はとても美しい湖です

青森県へは嘗て一度しか行ったことがなかったので、みちのくの果てに近いこの地に大変興味がありました。この県の特徴は青い海と、青々とした木々が生い茂る森、そして青い湖です。
勿論、青森県には十和田湖という非常に風光明媚な湖がありますが、それ以外にも日本海側の白神山地に近いところに「十二湖」あります。湖が麓からから頂上にかけて順番に一湖ずつ約300mおきに存在します。路線バスの乗ると親切な運転手さんが、湖の特徴を一つずつ詳しく説明してくれました。ことしのJR東日本のキャンペーン「東北へ行こう」にも取り上げられていました。

その中腹に「青池」という地元では大変有名な場所があります。湖に差し込む光の具合で、湖面が実にさまざまの色を呈します。私が現地に着いた時は雨が降っていたのですが、それが止み日が差し込んでくると実に神秘的な、きれいな青色を呈するようになりました。透明度は高く、その清水に思わず心が洗われました。

< 2012/09/15 >

レジンの環境ホルモンについて

歯の詰め物として頻繁に用いられている、「レジン」 は 環境ホルモンの「ビスフェノールA 」が使用されており、唾液中に溶けだす事が分かっています。これは体内に様々な悪影響を及ぼすことが知られています。これをもう少し踏み込んで考えてみましょう。

「環境ホルモン」とは体の成長、生殖や行動に関するホルモンの働きを妨害する性質を持っている化学物質のことで、正確には「内分泌撹乱化学物質」と呼ばれています。
体内でホルモンに似た作用をしてしまい、精子の減少や弱体化、オスの雌化、またその反対が起きたりと生活環境を不自然に変化させてしまいます。我々は少なからずこれらの有害な化学物質の影響を受けております。

レジンの環境ホルモンについては10年以上前から問題となりましたが、メーカーは微量なため人体に影響はないという説明をしていますが、詳細の成分は公表していません。
ビスフェノールA以外もまざまな添加物があり、レジンの適否を慎重に考えていかなければいけません。

最近では、「メルカプタン」が有害化学物質として着目されています。レジンには少なからず未重合モノマーが存在し、そこにメルカプタンが生じます。

可能な限り体に取り込まないほうが、よりナチュラルで体にとって優しいと言えそうです。

< 2012/09/14 >

根岸駅では朝から凄い混雑

今日も朝から、「晴天で暑い」、と思いながら根岸駅に着いたら凄い人!!人身事故の為上下線共運転見合わせ、タクシーは一台も待機なくバス停に行列・・・

根岸駅は電車が止まってしまうと乗り換える電車がないので軽い混乱が起きてる気がします。
そんな中、職場に着きキャンセルや遅刻の電話が入ってないか確認、一件もなく安心して診療をする事ができました。先ずは何よりやれやれです。

診療の流れも滞りなく無事に過ごすことができました。
夜にシャッターを下ろす頃には、少し涼しい風も入り込んで秋を思わせる季節になりました。  by J

< 2012/09/11 >

ヤマブシタケ、タモギタケは免疫力を高める

見た目が綿のようなかわいい形をしたヤマフシタケは、抗炎症作用や認知症の改善効果が期待されるなど機能性が注目されています。その作用は、体内での過剰なブドウ糖の生成を抑えてインスリンの分泌を促進し、糖尿病の予防と改善効果も期待できます。

タモギタケはマイタケに似た形をしており、きれいなレモン色を呈しています。がん細胞を攻撃する「ナチュラルキラー細胞」を活性化させ、免疫力を高めるβグルカンを多く含みます。

がん予防のため、日ごろからこれらのキノコを食べるようにするとよいかもしれません。

< 2012/09/09 >

親知らずの奥歯の抜歯

過日、デンタルライフクリニックでは、親知らずのさらに奥の歯の抜歯を行いました。正式には第4大臼歯です。
この歯には、先ずお目にかかることはありません。10年に1回くらいの割合でしょうか。
縄文人には存在したそうですから、びっくりです。
大陸から渡来した弥生系の人には先ず見られないと思います。

最近の、若い方には親知らずが無い人が増えているような気がします。一生抜かずに済むならば、いいですね。

< 2012/09/02 >

ホヤ貝の不思議

あるセミナーで聞いた話です。
我々が、たまに口にするホヤ貝は、不思議な性質を持っており、生まれたて直後は葉緑素を持つ植物だそうです。
成長に伴い徐々に消化器が発達し、葉緑素が消え移動するようになり運動量も増え、動物になるそうです。

動物に変化していくとき、先ず始めにできるのが口腔であり、それから消化管が作られ、働きだすと聞きました。
どうやら「生命の起源は口腔から始まる」といっても過言ではないそうです。

発生学からもう少し考えてみると、生命の始まりは消化管にあり、そして生命の源である血液も腸で造られるかもしれない、と考えるわけです。

かつて、千島喜久男博士は「血液は腸で作られる」という千島学説を唱えられました。しかし、医学の常識とあまりにも違うのでその後は無視され、大学も追われててしまいました。

しかし科学の進歩とは、パラダイムシフトも然る事ながら、コペルニクス的転換が必要です。今ある科学的事象の99%仮説であると提唱している学者もいます。
もしかしたら、真実の世界では、世の常識とは違うことがたくさんあるかもしれません。

< 2012/09/01 >