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ホヤ貝の不思議

2012年09月01日

あるセミナーで聞いた話です。
我々が、たまに口にするホヤ貝は、不思議な性質を持っており、生まれたて直後は葉緑素を持つ植物だそうです。
成長に伴い徐々に消化器が発達し、葉緑素が消え移動するようになり運動量も増え、動物になるそうです。

動物に変化していくとき、先ず始めにできるのが口腔であり、それから消化管が作られ、働きだすと聞きました。
どうやら「生命の起源は口腔から始まる」といっても過言ではないそうです。

発生学からもう少し考えてみると、生命の始まりは消化管にあり、そして生命の源である血液も腸で造られるかもしれない、と考えるわけです。

かつて、千島喜久男博士は「血液は腸で作られる」という千島学説を唱えられました。しかし、医学の常識とあまりにも違うのでその後は無視され、大学も追われててしまいました。

しかし科学の進歩とは、パラダイムシフトも然る事ながら、コペルニクス的転換が必要です。今ある科学的事象の99%仮説であると提唱している学者もいます。
もしかしたら、真実の世界では、世の常識とは違うことがたくさんあるかもしれません。